打ち合わせ中のビジネス

モチベーションをあげるためのマネージャーの役割

マネージャーの立場にあるビジネスマンが、部下や同僚のモチベーションをあげたいと考えるのであれば、まずは自分のビジネス能力を向上させることが肝要になります。そのビジネス能力は、知識・ウデ・態度の三つになります。知識は業務知識はもちろんのことそれ以外の経済動向や心理学・行動科学など含め、ありとあらゆるものです。ウデというのは技量技術を含め、課題解決などの方法も入ってきます。態度は仕事に臨む心得などですが、人生哲学・仕事哲学もそうですし、人格練磨も大きなテーマです。

そして信頼関係を日頃きちんと築いておくことが大事になりますが、その一つとして、磨いたビジネス能力に基づいて、それを折に触れ教えてあげることがモチベーションに結びつきます。知識はやや煙たがられるところもあるので教え方に注意が必要ですし、態度は押しつけられる印象となると嫌味になるのでこれも注意が必要ですが、ウデは部下や同僚が仕事を推進する上で大いに役に立つものなので、積極的に提供してあげるのが一番です。

例えば、課題が山積したとき、縦軸に緊急性、横軸に重要性を置き、4象限を作って、緊急かつ重要な課題を優先したらよいという具合にアドバイスするわけです。納得感が高まるのでモチベーションに結びつきます。
また、時間という制約条件の中で、沢山やるべきことがある場合、必ずやり遂げなくてはならないものをMUSTとし、時間に余裕があればやり遂げたいことをWANTと分けて取り組んだらいいというアドバイスも同様です。
部下や同僚よりもウデを磨いておかないと彼らのモチベーションにつながらないので、率先して能力を向上させる必要があるということにもなります。

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