美容室等のサロンは現在非常にたくさんの店舗がありますが、このような状況の中でも新たなお店がどんどん開いています。需要が高いためにビジネスとして成功させる人も多く、開業時には資金計画をきちんと立てることが大切です。必要資金が分かったら、用意するために融資を受ける準備を行います。
資金計画を立てる上で最初に考えたいのが物件を借りる時に必要になる保証金や礼金、仲介手数料等のお金です。お店のデザインを整えるためには工事も必要ですし、施術に必要な機材も買い揃えなければなりません。また、お店で使われる冷蔵庫や洗濯機も設備資金としてかかり、全てを考慮するとまとまった額になります。
運転資金としては、毎月の家賃や水道光熱費が物件を利用する際にかかり、従業員を雇う場合には人件費も必要です。更にシャンプーやパーマ液のような薬剤等は消耗品として一定のペースで無くなっていくものですので、必要に応じて買い足していくことになります。
全てを自己資金で賄えれば良いのですが、大抵は借り入れしなければなりません。創業時の融資ではまだ実体の無い会社に融資を行うため、審査ではどれ位自己資金を貯めてきたか、細かな事業計画がなされているか、どれ位の利益を見込んでいるかがポイントです。